オーストラリア人の配偶者との子供のパスポート申請方法は?必要な書類は?

戸籍翻訳について

私たちのサイト、こせきほんやくをご利用して頂いている方で「子どものパスポートを申請するから戸籍謄本の翻訳が必要です」という方がたくさんいらっしゃいます。

 

というわけで、今回は

オーストラリア人の配偶者との子供がオーストラリアパスポートを日本で申請をする場合はどうするの?

についてお伝えしたいと思います。

 

申請先は?

まず、申請先ですが、オーストラリアのパスポートを申請するため在日の「オーストラリア大使館」になります。

たとえば、西日本の方でしたら、在大阪オーストラリア総領事館の窓口が便利ですね。

 

必要な申請書類とは?

以下の「申請書類」を用意して、申請します。

1:必要事項を黒いペンで記入したオーストラリアパスポート国外用申請書
パスポート申請または更新
2:パスポート申請料

・在日のオーストラリア大使館で支払う場合は「クレジットカード」のみ

https://japan.embassy.gov.au/files/tkyo/Notarial_and_Passport_FeeTable_Tokyo_Web_Jul20.pdf

・在大阪オーストラリア総領事館の窓口で支払う場合は「日本円の現金」のみ

https://japan.embassy.gov.au/files/tkyo/Notarial_and_Passport_FeeTable_Osaka_Web_Jul20.pdf

3:パスポートサイズのカラー写真2枚(ガイドライン通りのもの)

https://japan.embassy.gov.au/files/tkyo/CameraOperatorGuide_A4%20with%20blue%20background%20photo%20JPN.pdf

4:子供の以前のパスポート(更新の場合のみ。新規の方は必要なし)
5:申請する親の証明書(写真・署名付きのパスポートなど)
6:国籍の証明
  • オーストラリアで生まれた子供の場合

◇オーストラリア出生・死亡・婚姻登録事務所(Australian Registrar of Births, Deaths and Marriages)が発行した出生証明書(full birth certificate)の原本。

※また、申請者が1986年8月20日以降に出生している場合は以下の書類からどれかひとつを提出↓

□申請者のオーストラリアのパスポート

(2000年以降に発行&有効期限が2年以上あるもの)

□両親のうちどちらかのオーストラリア出生証明書原本

(1986年8月20日以前に発行)

□両親のうちどちらかのオーストラリアパスポート

(1986年8月20日以前に発行&有効期限が2年以上&申請者の出生時に有効だった)

□両親のうちどちらかのオーストラリア国籍証明書原本(申請者出生以前に発行)

□申請者本人の国籍証明書原本

  • 日本あるいはその他の外国で生まれた子供の場合

◇オーストラリア国籍証明書の原本

7:出生証明書
  • オーストラリアで生まれた子供の場合

◇オーストラリア出生・死亡・婚姻登録事務所(Australian Registrar of Births, Deaths and Marriage発行の公的な出生証明書の原本

  • 日本で生まれた子供で、両親のうち一方が日本人の場合

◇「戸籍謄本」または「戸籍抄本」を提出

関連記事 >>戸籍謄本・抄本(こせきとうほん・しょうほん)の違いとは?

  • 日本で生まれた子供で、両親とも日本人以外の場合

◇「出生届記載事項証明書」または「出生届受理証明書」(出生登録を行った市区町村の役所にて発行したもの)

「戸籍謄本」または「戸籍抄本」、「出生届記載事項証明書」「出生届受理証明書」は、英語以外の文書ですので、正規の翻訳会社または翻訳者による英訳を必ず添付する必要があります。

英訳は、以下の条件を満たす必要があります。

  • 翻訳訳会社の用紙を用いる
  • 正式な社印・証明を付記し、翻訳会社・翻訳者の連絡先を記載する
  • 翻訳者は申請者といかなる形でも関係していない第三者
  • 申請者と同じ住所に居住していない人物
  • 翻訳は文書の発行日を含めてすべて合致するもの

弊社の翻訳文は全ての条件をクリアしておりますので、ご安心してお申込みいただけます。

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8:日本の出生書類上の氏名の違いに関するフォームB-11

※子供が日本で生まれていて、2009年3月より前に取得したオーストラリア国籍の証明書に、日本の出生書類とは異なる名前が記載されている場合、両親のうちどちらか一方がB―11のフォームに必要事項を記入して、なぜ違いがあるのか説明する必要があります。

(日本の役所がミドルネームを認めない等の理由があったなど)

B-11 フォームはこちらから

https://www.passports.gov.au/files/b11-general-declaration-passport-applicant

 

参照>>オーストラリア大使館東京ビザ課「パスポート申請または更新

 

さいごに

子供のパスポート申請には揃えるものがたくさんありますし、日本国内で生まれた場合、オーストラリアで生まれた場合、親の国籍の違い、等々で提出するものが違います。大変ではありますが、一つ一つ揃えていけばよいですね。

 

弊社では、子供のオーストラリアパスポート申請に必要な「戸籍謄本・戸籍抄本・出生届記載事項証明書・出生届受理証明書」すべての書類を英訳しております。

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